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【ネタバレなし】「IT2/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」のあらすじ・感想。長すぎる!ホラーとしても中途半端

27年おきに現れる怪物「ペニーワイズ」と、
少年少女たちの戦いを描く物語の続編
「IT2/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」
を観ました!

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(出典:映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』US版予告2【HD】2019年11月1日(金)公開 - YouTube)

ですが……
ただただ長いという印象だけが残る作品でした。

前作「イット」がかなり面白かっただけに、
続編がこれとは非常に残念。

涙にむせびながら、
ネタバレなしで感想を書いていきます!

10点満点中 3点

「IT2/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」の予告編・あらすじ

www.youtube.com

前作「イット」から27年後。

かつての"ルーザーズクラブ"の面々は
みな大人になり、多くがデリーの街を離れた。
凶悪なピエロ「ペニーワイズ」と戦った思い出も、
忘れかけた遠い記憶となっていた。

だが、デリーで行われたカーニバルの夜、
ひとりの青年が不可解な失踪を遂げる。

ルーザーズクラブで
唯一デリーに残っていたマイクは、
現場に残された血文字を見て
ペニーワイズが蘇ったことを確信し、
昔の仲間たちを呼び集めるのだが……

「IT2/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」のキャスト

ビル: ジェームス・マカヴォイ、ジェイデン・リーバハー(子供時代)
「ルーザーズクラブ」のリーダー的存在。
弟のジョージーをペニーワイズに殺されてしまった。
現在は売れっ子ミステリー作家になっている。
吃音症持ち。

べヴァリー: ジェシカ・チャステイン、ソフィア・リリス(子供時代)
「ルーザーズクラブ」の紅一点。
子供時代は学校でタバコを吸うなど素行不良で、
父親からは性的に虐待されていた。
現在は結婚し、経済的には裕福だが
夫からの家庭内暴力に悩まされている。

ベン: ジェイ・ライアン、ジェレミー・レイ・テイラー(子供時代)
肥満体の転校生。
読書が好きで、街の歴史を調べるうちに
デリーの街で起きる事件の規則性に気づいた。
現在は建築家をしており、
身体もやせて精悍な見た目になっている。

リッチー: ビル・ヘイダー、フィン・ウォルフハード(子供時代)
メガネをかけており、いつも一言多い。
子供時代はストリートファイターが得意だった。
現在はスタンダップコメディアンになっている。

マイク: イサイア・ムスタファ、チョーズン・ジェイコブス(子供時代)
「ルーザーズクラブ」の中で唯一デリーに残り、
ペニーワイズの復活をメンバーに知らせた。
現在は図書館で司書をしている。

エディー: ジェームス・ランソン、ジャック・ディラン・グレイザー(子供時代)
子供の頃は母親から異常に溺愛されており、
ぜんそくの薬が手放せなかった。
現在はリスク調査官として働いている。

スタン: アンディ・ビーン、ワイアット・オレフ(子供時代)
ユダヤ教の聖職者(ラビ)の息子。
マイクからペニーワイズ復活の知らせを受けるが……

ペニーワイズ: ビル・スカルスガルド
デリーの街に現れる怪物。
普段はピエロの格好をしているが、
標的の最も恐れるものへと変身することができる。
27年おきに子供の集団失踪を引き起こしてきた。
前作の最後で井戸に落とされて死んだと思われたが、
ふたたび蘇り次々と子供を手にかけていく。

「IT2/イット THE END "それ"が見えたら、終わり。」のネタバレなし感想

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(出典:映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』US版予告2【HD】2019年11月1日(金)公開 - YouTube)

「イット THE END」、
どう考えても長すぎ!
そもそも上映時間が2時間49分もあるし!!

……いや、別に長いからダメな映画ってわけじゃないのよ。
「七人の侍」みたいに、
3時間超えでも面白い映画はたくさんある。

最近の映画だと「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」
161分と本作とほぼ同じ上映時間だけど、
まったく長さを感じさせない面白さがあったし。

でも「イット THE END」は
鑑賞中に「長ぇな〜」って感じる退屈でした。


ひょっとして4時間くらいあんのかと思っちゃったよ


映画が退屈になってしまった2つの理由

「イット THE END」が
なぜこんなに退屈になってしまったのか?

その理由のひとつは、
似たようなホラー演出を繰り返しすぎてることです。

映画中盤からは
ルーザーズクラブが子供の頃に体験した
恐ろしいできごとの回想が続くんですが、
恐怖演出がひたすら同じなんだよね。

一例をあげると、

・一瞬静かになる→大音量で化け物登場!
・カーテンを開ける→なにもいない→一拍おいて化け物登場!

のように、
ホラー映画演出の教材ビデオかな?
と思わせるほどお決まりのパターンがずっと続きます。

最初はキャーキャー言ってた観客も
次第に慣れてきてしまい、
怖いはずのシーンで誰もリアクションしないという
悲しい結果になっていました。

そしてもう1つは
前作「イット」と中身がほぼ同じ
だということです。

ルーザーズクラブの仲間たちが
おとなになっているという違いこそあれ、

ペニーワイズが幻覚を見せるが、
ルーザーズクラブがそれを克服し、
最後は物理攻撃でなんとかする

この流れはまったく変わってません。

前作「イット」を2回観てるのと
なにが違うのが、正直よくわからない。

第2章ならではの新しさが
あまり見受けられなかったのも、
「イット THE END」を退屈にしてしまった
要因ではないかと思います。


前作を予習してきた人ほど退屈という罠……

「イット THE END」実は怖くない!? 「ロード・オブ・ザ・リング」に近い映画

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ホラー映画として大成功した前作の印象、
またおどろおどろしさ全開の予告編から、
「イット THE END」にも怖さを期待する人が多いでしょう。

ところが残念ながら、
「イット THE END」は大して怖くありません。

先ほど触れたように
ホラー演出がワンパターン、
かつ頻繁に繰り返されるので
怖さには次第に慣れてしまいます。

かわりに、前作にはほとんど登場しなかった
「巨大な怪物に追いかけられる」場面が多く、
ホラー映画というよりは
ファンタジー系冒険映画みたいな雰囲気なんですね。

あえて例えるなら
「ロード・オブ・ザ・リング」っぽさがあるんですよ。


命がけの戦いをしてるはずなのに
登場人物がやたらジョークを言うあたりにも、
ファンタジー映画っぽさを感じてしまいます。

別にファンタジー映画であること自体は悪くないんです。

でも、まじめにホラー映画を作ったはずなのに
「ロード・オブ・ザ・リング」みたいな映画になっちゃった
ってのはいただけない。

まして、予告編を見て
ホラーを期待して来てる観客は
「裏切られた!」と感じるでしょう。


成長したビリーを演じたジェームス・マカヴォイ、
ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドはじめ、
俳優たちの演技はみな素晴らしかっただけに
映画全体が凡作になってしまったのは非常に残念。

噂によれば第3章があるかもしれないそうですが、
もし本当ならば、ホラー映画としての面白さに
立ち戻った作品を期待したいです。


前作は、続編なかったことにしたいくらい出来がいいんだよね〜


↓前作「イット」の詳しい感想と解説はこちら↓
www.moyacinema.com


前作「イット」はU-NEXTで配信されています。
31日間は無料で観れますので、未見の方はぜひ!
むしろ前作だけ見るのが正解かもしれないぞ!!
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