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【ネタバレ】「アベンジャーズ/エンドゲーム」のあらすじ・感想。良くも悪くもお祭り映画、踊らにゃ損!

わっしょいわっしょ〜〜い!!
祭りだ祭りだ〜〜〜〜〜〜!!

10年に1度のスーパーヒーローお祭り映画
「アベンジャーズ/エンドゲーム」
観てきました!!

マーベル映画が10年かけてたどり着いた記念碑的作品、
果たして中身はどうだったのか?

前半はネタバレなし、
後半はがっつりネタバレ込みで感想を書きます!

10点満点中6点

「アベンジャーズ/エンドゲーム」の予告編・あらすじ

www.youtube.com

【あらすじ】
前作「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のラスト。
世界に"安定"をもたらそうとする男・サノスによって、
全宇宙の半分の生命が失われた。

アベンジャーズも構成員の多くが消え去り、
あるいは行方不明になってしまう。

キャプテン・アメリカやハルク、ブラック・ウィドウなど
残されたメンバーたちは、
それでも失われた生命を奪還する方法を探し続けていた。

ところが、あるヒーローの帰還をきっかけに、
物語の歯車が動き始める。

アベンジャーズは今度こそサノスの企みを阻止し、
元の世界を取り戻すことができるのだろうか!?

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のキャスト

・アイアンマン: ロバート・ダウニー・Jr
アベンジャーズの指導者的役割を担うヒーロー。
前作「インフィニティ・ウォー」で宇宙に取り残されてしまうものの、
ある出会いをきっかけに地球に帰還する。

・キャプテンアメリカ: クリス・エヴァンス
第二次世界大戦でアメリカ軍を
助けるために大活躍したヒーロー。
サノスによる世界崩壊後も、
失われた人々を取り戻す方法を
探し続けている。

・ブラックウィドウ: スカーレット・ヨハンソン
「アベンジャーズ」で数少ない"一般人"である、
凄腕の女スパイ。
キャプテンアメリカとともに
世界を元に戻す方法を探し続けている。

・ハルク: マーク・ラファロ
放射能によって、巨大化して
緑の怪物に返信する力を
授かってしまった天才科学者。
「インフィニティ・ウォー」の後では
ふだんから怪物の姿のまま過ごすことも多い模様。

・ホークアイ: ジェレミー・レナー
百発百中の弓の名手。
アベンジャーズの内戦(シビル・ウォー)以降は
政府の監視下に置かれ、
「インフィニティ・ウォー」では
活躍の機会はなかったが……

・ソー: クリス・ヘムズワース
神々の住む世界「アスガルド」の王。
サノスによって国民の多くを失った。
現在は残された国民たちと地球で暮らしている。

・サノス: ジョシュ・ブローリン
全宇宙の生命の半分を消し去った張本人。
その後は辺境の星に移住し、
静かに農業を営んでいる。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のネタバレなし感想

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(出典:Marvel Studios' Avengers: Endgame - Official Trailer - YouTube)

「エンドゲーム」の上映時間は181分。
まさかの3時間超えです。

3時間より長い映画って「七人の侍」くらいしか観たことないんで、
それだけ間が持つ作品なのか、ちょっと心配でした。

ところがどっこい!
3時間がぜんっぜん長く感じないんですよ。

僕は上映中に
「まだ終わらないのかな〜」
とか気にしちゃうタイプなので、
かなり驚きましたね。

「エンドゲーム」は、
序盤・中盤・終盤それぞれでの
観客の気持ちのつかみ方がうまい!

通常のヒーロー映画では、

 ヒーローの紹介
→敵が攻めてくる
→やられる
→倒すヒントを探す
→敵を倒す

って流れだけでせいぜい2時間でしょ。

「エンドゲーム」は、上の流れでいうと

 倒すヒントを探す
→敵を倒す

の部分だけで、3時間語り尽くしてしまってるんですよ。

決して話を水で薄めてるわけじゃありません。
「エンドゲーム」の脚本が、
どれだけ観客を飽きさせないようにできてるか
ってことです。

具体的にどう飽きさせないような仕掛けなのか書くと
盛大にネタバレになってしまうので
詳しくは触れないでおきます。

観ればわかるよ!
3時間は長くない!

途中でトイレ行きたくならないように注意だ!!

最低限これだけは予習して観に行くべし!な3作品を紹介

「エンドゲーム」は、
これまで10年かけて公開してきた
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)
すべての映画を総括する、
いわば大河ドラマの最終回とも言える作品です。

はっきり言って、
いままでマーベル映画を
一度も観たことない人にとっては
面白くもなんともないと思います。

なので、
「エンドゲーム」をマックス楽しみたいって人は
これまで劇場公開された21作品全部観てほしい
のですが……

まぁ、そんなの大変ですよね。

ですので、ここはMCU全作品鑑賞済みの僕が厳選して
「エンドゲーム」観るならこれだけは予習していって!
という3作品を紹介します。

いままでマーベル映画観たことない人も、
最低限これをおさえれば「エンドゲーム」を楽しめるはず!

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」

「インフィニティ・ウォー」知らないと「エンドゲーム」の話は理解不能です。
もうほんとうに時間がないって人でもこれだけは観てってください。
前後編の前編みたいなもんだから。
「インフィニティ・ウォー」をAmazonで観る

「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」

アベンジャーズの重要キャラ、キャプテン・アメリカが初登場した作品。
彼の物語は「エンドゲーム」でも深く関わってきます。
しっかり泣きたい人は予習必須。
「キャプテン・アメリカ」をAmazonで観る

マイティ・ソー バトルロイヤル

アベンジャーズの一員、ソーの活躍を描いた3部作の完結編。
「エンドゲーム」には「バトルロイヤル」で出てきたキャラも多数再登場する上、
伏線回収的な仕掛けもあるので、観ておいて損はありませんぞ。

「マイティ・ソー バトルロイヤル」をAmazonで観る

↓より詳しい感想はこちら↓
www.moyacinema.com


もっと観てほしい作品はあるけど……とりあえずこの3つで!

世界を救うキーとなるヒーローはいったい誰か?

サノスによって、生命の半分が消えてしまった世界。

いったいどうやって世界を救うのか?
どのヒーローががそのカギとなるのか?

ネットでは様々に考察が飛びかってますが、
軽くそのヒントを書いて
「ネタバレなし編」の締めとしたいと思います。

思い出すべきは、
「インフィニティ・ウォー」での
ドクター・ストレンジの行動です。

彼だけは、世界を救える
たったひとつの可能性を知っていました。

それをふまえて、
以下の3点について考えてみてください。

  • 未来を見通したドクター・ストレンジは何をしたか?
  • その結果、何が起こったのか?
  • その影響を一番受けたヒーローは誰だったのか?

……もうわかりましたね?( ^ω^)

「アベンジャーズ・エンドゲーム」は、
いよいよ4月26日(金)より日本でも公開です!

10年に1度のお祭映画、
踊らにゃ損ですぞ〜!

marvel.disney.co.jp



もう観た人はネタバレ編へGO!

「アベンジャーズ/エンドゲーム」のネタバレあり感想。キャラクターの「過去」にフォーカスを当てた脚本が秀逸!

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(出典:Marvel Studios' Avengers: Endgame - Official Trailer - YouTube)

さて!
ここからはネタバレ込で感想を書いていきます。

ヒーロー映画を
「敵をやっつけられるかな? がんばれヒーロー!」
って思いながら観てる人、あんまりいないですよね。
(いたらごめんね)

だって、ヒーローがだいたい勝ちますからね笑

だから敵を倒せるかどうかのハラハラ感よりも、
どうやって敵を倒すかの過程のほうが、
ヒーロー映画の面白さを左右すると思うんです。

その意味では「エンドゲーム」とてもよかった!

インフィニティ・ストーンを集める過程を、
キャラクターがそれぞれの過去と向き合う話にするとはね。

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(出典:Marvel Studios' Avengers: Endgame - Official Trailer - YouTube)

ソーは亡き母と、
トニーは亡き父とそれぞれ再会します。

すっかりビール腹になり
王としての威厳を失ったソーは、
子供同然のメンタリティで母と再会しますが、
それがカウンセリングになったかのように
自信を取り戻していく。

現代に戻る直前、
「バトルロイヤル」で破壊されてしまった
"ムジョルニア"*1を奪還したのも、
彼のアイデンティティを
取り戻すきっかけになったと言えそうです。

トニーが最後に父とハグする場面は、
ギャグとして笑える一方で
しっかり感動的にもなっているという、
うまい場面だな〜と思いました。

一瞬だけジャービス*2を映してくれたのも
にくい演出でしたね!

キャップだけは、
ガラス越しにかつての恋人を見るという
切ない展開でしたが……

これがラストの伏線になってたようです。

もちろん、
現代のアベンジャーズが
過去のアベンジャーズと共演する流れにも
非常にテンション上がりました!

特に、
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の
オープニングテーマが流れたところでは

うおおおおおおお!!!

と静かにガッツポーズ決めてました笑


www.youtube.com


もう見られないと思ったキャラが再登場!

ヒーローたちが過去に戻る展開ってことで、
現代では死んでしまったキャラが
画面にたくさん登場しましたね〜。

「マイティ・ソー」の人気キャラであったロキ。
ドクター・ストレンジの師匠、エンシャント・ワン。
ガモーラがスターロードと再会する場面にはグッときました!


個人的にはヨンドゥ出してほしかったな


ほかには、1970年のアメリカ軍基地で
若き日のピム博士が登場したり、
車を乗り回すスタン・リーが映ったり……
なんて仕掛けも用意されてましたね。

「過去に戻る」というアイディアひとつで
ここまでお話とファンサービスを膨らませ、
クライマックスまで飽きさせない映画にした
ストーリーテリングの腕には感心しました!

「アベンジャーズ……リアッセンブル!!!」

消え去ったヒーローたちが
続々と再集結するクライマックスには
目頭が熱くなりました!!!

こういう展開になるってことは
わかりきってたはずなんですけどね笑

ブラックパンサー、
ウィンター・ソルジャー、
ファルコン、
スカーレット・ウィッチ、
ドクター・ストレンジ……

彼らが画面に登場するたびに、
劇場のあちこちから
歓声や拍手が巻き起こってました。

「アベンジャーズ……
リアッセンブル!」

の決め台詞のときには
観客のテンションマックスで、
割れんばかりの拍手でしたね。

この一体感を味わうだけでも劇場に行く価値があるってものよ

「アベンジャーズ/エンドゲーム」でもやっとしたポイント

ファンの多いMCU作品だけに
こういうこと言うのははばかられるんですけど、
マーベル映画はけっこう
もや〜っとする部分が多いんですよ……。

スーパーヒーロー映画には
ご都合主義で片付けなきゃ
いけない要素もあるもんだ、
とは思うんですがね。

そんな個人的に「もやっと」な
ポイントを2つほど指摘させてください。

「量子空間に入ればタイムトラベルできる」はマジ納得いかない

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(出典:Marvel Studios' Avengers: Endgame - Official Trailer - YouTube)

世界を救う鍵になった
「量子空間では時間の流れが遅い」という情報。

これ自体はグッジョブだったと思うのですよ。
「アントマン&ワスプ」で、
ずーっと量子空間にいたはずの初代ワスプが
化粧バッチリで生き残ってた説明もついたし。

でも、時間の流れが遅いから
タイムトラベルできる、とはならんでしょ。

まぁトニーの計算だとタイムトラベルが実現可能で、
実際それにのっとって話が進むんですけれども、
ご都合主義な感じは否めないよね。

正直もうちょっとキレイなSF的解決がされると思ってたよ。

パワーインフレの招いた悲劇

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(出典:Marvel Studios' Avengers: Endgame - Official Trailer - YouTube)

最後にこれだけは言っておきたい。

トニー・スターク、死ななくてもよかったやろ!

いや、もっと具体的にいえば……
キャプテン・マーベル、もっとがんばれよ!!

だってさ〜、
キャプテン・マーベルひとりで
サノス軍の母船を撃沈できるんだよ?

どうして生身のサノスひとり倒せないのか、まじで謎。
火の玉モードでそのへん飛び回れば、
軍団まるごと壊滅できそうなのに。

スーパーヒーローが集まるにつれて、
こういう矛盾が出てるのが残念なんですよね。

ヒーローの強さも見せたいけど、
敵がそれより強くないと話がつまんなくなる。

だから、さっきまで超強かったヒーローが、
突然へなちょこになって、
観客に納得のいかない方法で決着がつく。

ソウルストーンを手に入れるために
犠牲になったブラック・ウィドウに比べると、
トニー・スタークは
物語の都合で死んだ
って印象を強く抱いてしまうのですよ。

トニー亡き後のピーター・パーカーくんは大丈夫かなぁ

まとめ 〜 この祭りに参加できてよかった! 〜

「マーベル・シネマティック・ユニバース」という
映画史に残る一大プロジェクトは、
「スター・ウォーズ」などと同じように、
間違いなく後世まで語り継がれるはずです。

そんな一世一代のお祭りに
リアルタイムで参加できて、
本当に幸運でした。

正直、一本の映画として観たときに
評価される作品かどうかは疑問なのですが、笑

「昔、作品の垣根を飛び越えて
スーパーヒーローたちが同じ画面で活躍する
夢のような映画があって、
おれはそれを映画館で観たんだ」

てのは、
30年後くらいにきっと
自慢のネタになるのでしょうね。

いやはや、楽しゅうございました。

終わりのひとこと

出番短いけど真田広之カッコよかったよ!

*1:ソーが愛用していたハンマー。「バトルロイヤル」でヘラに壊されてしまう

*2:スターク家に仕える執事。トニーの相棒であった人工知能「ジャービス」は彼の名前に由来している。

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