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【無料あり】黒澤明監督全30作品おすすめランキング!

日本を代表する映画監督、黒澤明

国内にとどまらず、
世界中の映画監督に
影響を与えたことでも
知られています。

今回は、
黒澤監督の映画30本全てを
ランキング形式で紹介します。

まずはランキング上位の半分、
第15位からどうぞ〜!!


第15位「まあだだよ」



「まーあだかい!!」「まーだだよ!!」

黒澤明の遺作となった作品。
随筆家・内田百閒と
その妻、彼の教え子たちとの
交流をハートウォーミングに描きます。

終始、おっさんたちが飲み会をしているだけという、
客観的に見ると
よくこれで映画にまとまったよなと
驚くべき作品です。

百閒先生の大学退官祝いに
教え子たちと酒を飲み、

空襲で家を焼かれた後も
教え子たちと酒を飲み、

毎年「まあだ会」と称した
同窓会を開いて酒を飲む。

それがあんまりにも
馬鹿馬鹿しくて楽しそうで、
一杯やりながら観たくなってくる。

特に、所ジョージをキャスティングしたのはお見事!
彼がいるだけで飲み会シーンが
ぱーっと明るくなるんですよね。

ラストシーンの美しさは
全ての黒澤映画で一番じゃないかな?

第14位「どですかでん」

「色つきの映画が撮れるぞ!」って喜びが伝わる一本

そこら中にゴミが山積みに
なっている貧民街に暮らす
人々の日常を描く群像劇です。

黒澤監督にとって
初めてのカラー作品でもあります。

冒頭から監督独特の色彩感覚が
あふれ出してる映画です。

キラキラというより
ギラギラなタイトルクレジット。

ゴミ溜めのはずなのに
不思議と色鮮やかな世界。

ときおり挿入される、
乞食親子が夢見る理想の家……。

筋書きらしい筋書きはないので、
この不思議な色の世界を
視覚的に楽しむのがよいと思います。

正直まったく受けつけない人も
いると思いますが、
個人的に好きなので
ランキングに入れました。

第13位「虎の尾を踏む男達」

エノケン大活躍の時代劇!

太平洋戦争の末期、
1945年に制作された映画。

源義経と弁慶を
モチーフにした歌舞伎
「勧進帳」の映画化です。

上映時間が60分程度と短いので、
黒澤明の入門編として
気軽に観られますよ。

昭和を代表する喜劇スター、
エノケンこと榎本健一の
演技が際だってます!

さすがに今の感覚からは
古い演技もあるものの、
マンガのように表情を変え、
身軽に飛び回る様子は
それだけで観てて楽しい。

弁慶役・大河内傳次郎のセリフが
まじで聞き取れない
のも見どころのひとつ。
日本語字幕推奨です笑

第12位「隠し砦の三悪人」

サクッと気軽に楽しめる、娯楽時代劇の傑作!

シリアスからエンタメまで
幅広い作品を撮っている黒澤監督。

でも個人的には
2時間くらいの娯楽時代劇が一番おもしろい
と思うんですよ。

なかでも「隠し砦の三悪人」は、
テンポのよいストーリーに迫力の殺陣、
笑いどころもたくさんありと、
思いっきりエンタメに振り切った一本!

三船敏郎演じる
侍・真壁六郎太、

ミステリアスな美貌を持つ
ヒロイン・雪姫、

コメディ担当の凸凹コンビ
太平と又七など、
魅力的なキャラクターが勢揃い。

60年も前の映画なのに、
ぜんぜん古さを感じさせませんよ。

ジョージ・ルーカスが
この映画を元に着想した映画が、
何を隠そうあの「スター・ウォーズ」

それぞれの登場人物が
「スター・ウォーズ」のどのキャラに
相当するのかを観察しながら
観るのもまた一興です。

第11位「夢」

クロサワ映画の映像美を堪能するならこれだ!

8つの短編からなるオムニバス映画。
画家志望だった黒澤監督の
色彩感覚が爆発した一本で、
さながら監督の個展に来たような感覚で観れます。

ストーリーらしいストーリーは
無い話が多いものの、
夢というだけあって
細かいところは妙にリアルだったりする。

特に第6話「赤富士」での

放射能の着色技術が開発されたので、
見えないはずの放射能が
色とりどりの霧となって襲ってくる

という設定は、
えらく不条理なんだけど
筋が通っていて、
そうそう夢の中って
こんな感じだよねと思わされる。

個人的にオススメなのは、
夢の中での
ゴッホとの出会いを描いた
第5話「鴉」。

「アルルの跳ね橋」をはじめとする、
数々のゴッホの絵画の中に
主人公が入り込んでいく
様子が見てて楽しく、

麦畑からカラスの大群が
飛び立っていくラストシーンは
まさに鳥肌モノですぞ。

関連▶【ネタバレ】黒澤明「夢」のあらすじ・感想。絵画の個展のような異色のオムニバス映画! - モヤシネマ
www.moyacinema.com


第10位「悪い奴ほどよく眠る」

骨太の社会派エンターテイメント!

汚職事件で父親を自殺に
追い込まれた主人公・西が、
父のかたきを
次々とひどい目に遭わせていく
というストーリー。

黒澤映画の代名詞でもある俳優、
三船敏郎が髪をポマードで
ぴっちり整えて眼鏡をかけた姿で
登場します。

これがカッコいいんだよな〜!
胸板の厚い男は
スーツ着ても似合うね。

西とその相棒・板倉が
どんどん悪い奴を捕まえて
痛めつけていくシーンは
爽快そのものなんだけど……

これ以上は本編を見てください!
黒澤明映画の中でも最も衝撃的なラストが待ち受けていますぞ。


関連▶【ネタバレなし】「悪い奴ほどよく眠る」の感想。衝撃のラストが待ち受ける社会派エンターテイメント! - モヤシネマ
www.moyacinema.com

第9位「デルス・ウザーラ」

カピターーーン!!

シベリアを舞台に、
現地の測量にやってきた
ロシア人将校・ウラジミールと、
自然とともに暮らす狩人・デルスとの
交流を描いたドラマ。

この映画の見どころは2つあって、
まずはシベリアの大自然!

青々と茂る森に、荒涼とした氷原。
ときにはそこを虎がのし歩いたり……と、
もうスケールが全然違う。

そんないい素材を黒澤明が撮るんだから、
絵にならないわけがないですよ。

ウラジミールとデルスが
ツンドラの中に取り残される場面がお気に入り。

一面寒々とした大地の中に、
自然の美しさと厳しさの両面が
ありありと映し出されます。

もうひとつは、
ぜんぜん主人公らしからぬ風貌のデルスを
すんごく魅力的に描いているストーリー運びです。

デルス・ウザーラは、
シベリアの森の中に住む
少数民族(ゴリド族)の狩人。

はっきり言って、おっさんです。
全然イケメンじゃないし、
背も小さいし、
正しいロシア語もしゃべれない。

でも、森の中で一番カッコいいのは彼なんですよ!
サバイバル術を心得てるし、
どんな獲物も一撃でしとめる
凄腕のハンターだし。

最初に出てきたときは
「へ? この人が主役?」って感じなのに、
どんどんカッコよく(なんならかわいく)
見えてきちゃうんですよね〜。

第8位「生きものの記録」

"怖いクロサワ"を観るならこれ。三船演じる老人の狂気に震えろ!

原爆の恐怖を扱った社会派ドラマ。
しかし、サスペンス・ホラー作品としても
楽しんで鑑賞できる一本です。

当時30代の三船敏郎が、70歳の老人を見事に演じきってます。

世界中の国々が
原子爆弾を所有していく恐怖から、
次第に正気を失っていく様がひたすら怖い。

最初は
「家族そろってブラジルに移住だ!」
だったのがどんどんとエスカレートしていき、
最後には……

黒澤映画の中でも特に背筋が凍る作品ですぞ。

「これだけ地球が核の恐怖にさらされているのに、
まったく気にしていない我々のほうが狂っているのでは?」
という老人の訴えは、
現代から観てもいまだに突き刺さるものがあります。

同じ原子爆弾を題材とした
「八月の狂詩曲」に比べても
全然説教くささがないし、
黒澤の社会派ドラマの中では
これが一番だと思うな。

第7位「赤ひげ」

黒澤ヒューマンドラマの大傑作。意外にアクションもあるよ!

3時間超えの超大作、
しかもヒューマンドラマ!

それ絶対退屈だろーよと思って観はじめたら
とんでもなく面白くて予想を裏切られました。

江戸時代、
通称「赤ひげ」と呼ばれる医者が
所長を務める小石川養生所。
そこにやってきた若い医者の成長を描く。

「赤ひげ」というタイトルではあるものの、
実質的な主役は若き日の加山雄三が演じる
若医者(今風に言えば医学生)・保本ですね。

保本は、いわば中央のエリートとして
出世街道を歩んできた青年。

そんな彼が現場の医療の過酷さや、
病気の背後にある貧困問題などに触れる中で
一人前の医者になっていく様子が、
けっして嫌みにならず描かれています。

連続殺人犯である謎の美女、
こそ泥の常習犯である少年、
幼い頃に売られ人間不信になってしまった少女

……などなど、
診療所に出入りする人々もそれぞれ印象的。

特に子役の演技が光っている映画です。

地味な話かな?と思いきや、
三船敏郎が素手での大立ち回りをみせる
アクションがあるなど動きのある場面が多く、
ぜんぜん飽きないですよ!

第6位「乱」

壮大なスケールで送る一大時代劇絵巻……いや「絵巻物」だ!

黒澤明が最後に撮った時代劇。
シェイクスピアの戯曲「リア王」を題材に、
戦国武将・一文字秀虎が
家族に次々と裏切られ
没落していく様子を描いています。

冒頭タイトルバックの夏空に湧き上がる入道雲、
青々とした丘の上に一騎だけ立つ騎馬武者、
実際に城を燃やして撮影した秀虎の発狂シーン、
部屋の壁にピシィィッに飛び散る鮮血、
一文字家の運命を象徴するかのように落ちていく夕陽……

とにかく
「ふ、ふわあああ!きれい!!」
と、昇天するほど
うっとりしちゃうシーンの大盤振る舞い!

ストーリーはやや一本調子だったり、
黒澤明の私小説的な要素が
入ってきたりするので
イマイチという人はいるかもね。

でもいいんです、
映画ってのは映像芸術なんだから!
絵が綺麗ならそれでいいんだ!!(乱暴)

「CASSHERN」が好きな人なら
きっと気に入ります。

第30位〜15位

本編のランキングをいったんお休みして、
ここからはランキング下位15本を一気に紹介します。
順不同です。駆け足でどん!

「一番美しく」


戦時中のプロパガンダ映画だし、
滅私奉公・長時間労働礼賛な内容なんで。

「白痴」


2時間40分もある。長ぇ!!

元々4時間超えで前後編に分ける予定だったのを
無理矢理カットしたらしく、
字幕の説明が延々続いたりして
観るに堪えない……。

「生きる」


全体的に説教くさいし、
主人公のしゃべりが
あまりにもオドオドしすぎ。

あと葬式のシーン長すぎじゃない?

「八月の狂詩曲」


バラの花を登っていく蟻、
暴風雨の中をおばあちゃんが
傘を持って歩いて行くラストシーンなど
好きな場面は多い。

……でも説教くさいんだよなぁ。

「わが青春に悔いなし」


名家のお嬢さんが、
学生運動に身を投じる中で没落していき、
しまいには農村で
陰湿ないじめに遭うという話。

暗い!

暗いんだけど、
ラスト30分のたたみかけで見せる
主人公の表情が凜としてて素敵。

「姿三四郎」


黒澤明の第1回監督作品。

柔道の場面にはSEも音楽も全然入ってないのに、
画面の緊張感だけで
観客をひきつけてしまうのがすごい。

みどころは
ラストでの宿敵・檜垣源之助の対決と、
マンガかよってほど
長距離を投げ飛ばされる志村喬です。

「續・姿三四郎」


大ヒットした前作の続編。
姿三四郎に敗れた檜垣源之助の復讐のため、
彼にそっくりな弟・檜垣鉄心が
三四郎の元へやってくる!

実質的な主役は
檜垣兄弟を一人二役で演じた
月形龍之介ですわ。

「どん底」


今にも崩れそうな長屋で暮らす
江戸の貧民の暮らしを描く群像劇。

なんとなく明るく描かれてはいるけど、
誰ひとりとして幸せにはならない
悲惨な話です。

しかも劇中いっさい音楽が流れない……
でも登場人物の口囃子(ボイパ!)は超かっこいいよ。

「素晴らしき日曜日」


貧乏カップルのデートを取り扱った異色作。

かなり地味な作品だけど
最終盤で度肝を抜くサプライズ演出が待っている。
このためだけに観る価値あるかも。

鑑賞はぜひ二人以上で!

「醜聞」


昨今の「文春砲」騒動を
ほうふつとさせる作品。

70年前の映画なのに
世の中ぜんぜん変わってないね。

「羅生門」


ベネチア国際映画祭で
金獅子賞を受賞した名作。

……なんだけど個人的なオススメ度は低め。
「藪の中」に解答編はいらんのでは?
すみません完全に好みの問題です。

「野良犬」


拳銃盗難事件から始まる
一連の顛末を描いた本格刑事ドラマ。

一瞬で鳥肌が立つ「階段」のシーンが好き!

「静かなる決闘」


戦争中の医療事故で
梅毒に冒された医者を主人公にした
ヒューマンドラマ。

さすがに現代から観ると
感覚が古くて感情移入しにくいなぁ。

「酔いどれ天使」


黒澤と三船が最初にタッグを組んだ作品。

三船演じるヤクザもかっこいいんだけど、
この映画で医者を演じる志村喬も
これまた黒澤作品中
トップレベルにかっこいいぞ。

「影武者」


合戦シーンが全然合戦してないし、
ラストもあんまり好きな絵じゃないんだよね……。



ではランキングに戻って、ここからは上位5本の紹介です!!

第5位「用心棒」

日本刀 vs 拳銃! こいつぁ西部劇だ!

荒れ果てた宿場町に流れついた
凄腕の浪人・桑畑三十郎が、
町を二分する勢力争いに
巻き込まれていく。

とにかく主人公のキャラ立ちが半端ねぇっす。

本名も出身地もわからず、
誰の味方かもわからない。
刀の腕は一級品で、頭も相当キレる。

そんなキャラクター、
ほかにも何人か思いつきませんか?
それ全部「用心棒」の影響ですからね。

ちょんまげ頭にスカーフを巻いて拳銃を携える、
異色のヤクザを演じた仲代達矢の魅力も際だってます!

これはもう
時代劇と西部劇のフュージョン
といったほうが正確かもしれない。

既存の枠にとらわれない、
黒澤明のチャレンジ精神がうかがえる一本です。

下っ端ヤクザたちも
いちいちキャラクターが強烈でお気に入り。
大木槌を振り回す身長2メートル超えの大男とかね。

第4位「椿三十郎」

圧倒的な脚本力に映像美。これぞ黒澤映画!

「用心棒」の実質的な続編。

謎の凄腕浪人が、
今度は藩の財政を牛耳る
家老たちの汚職事件と、
それを告発しようとする
若侍たちとの衝突に巻き込まれます。

続編とはいえ、これ単体だけ観ても楽しめます。

チャンバラによる対決色が強かった
「用心棒」に比べて、
今作は策略を巡らせる
頭脳戦が多いのも見どころです。

前作で西洋かぶれのヤクザを演じた
仲代達矢が引き続き敵として登場。

家老の腹心で
知略に長けた男・室戸を
熱演しています。

「椿三十郎」は映像的な見どころがすんごく多い!
椿をモチーフに
とある登場人物の運命を
見事に表したシーンや、
圧倒的に"速い"殺陣、
あまりに有名なラストの対決場面など。

脚本の面白さはもちろん、
完璧な構図とタイミングの絵で
魅せてくれる、
黒澤明の魅力が詰まった一本です。

第3位「天国と地獄」

鑑賞後もずーんと後を引く、サスペンス映画の傑作!

三船敏郎演じる
「ナショナルシューズ」常務の
子供が誘拐され、
3000万円という法外な身代金が要求される。

しかし誘拐されたのは
三船の運転手の子供だった。

それでも犯人は要求を取り下げない。
3000万円もの大金を払ったら
自己破産は確実。
三船が取った決断とは……。

狡猾な誘拐犯との駆け引き、
緊迫の身代金受け渡し、
そして誘拐犯を追い詰める警察の作戦。

サスペンス映画としての
面白さはもちろん、
なぜこの誘拐事件は起きたのか?

「天国」と「地獄」とは
何を意味しており、
それを産みだしてしまったものは
いったい何か?

といった、
黒澤ならではの問題提起も
含まれている作品です。

黒澤映画では敵役として
対決することが多かった
三船敏郎と仲代達矢が、
今作ではがっちりタッグを組んで
誘拐犯に挑みます!

第2位「七人の侍」

説明不要の名作。あっという間の210分!

「七人の侍」は
映画に詳しくなくても
名前だけは知ってる人は多いですよね。

上映時間の長さに
ウッとなるかもしれませんが、
ぜひ半日潰す覚悟で一回観てほしい!

ほんとに面白い映画なら
3時間半あっても全ッッ然気にならない
ってことを教えてくれる映画です。

むしろ3時間半もあるのに名作ってことは、
その辺の2時間の映画より
だんぜん面白いってわけだからね。

この映画が魅力的なのは、
戦いのシーンにおける"すごみ"が全然違うから
だと思いますよ。

野武士も死ぬけど、
村人たちにも死人が出る。
もちろん侍たちも無傷じゃすまない。

村に墓標が増えるたびに
「彼らはいま戦争をやってるんだ」
と胸が痛くなる。

おまけに、
リアリティを出すために
演技経験が全然ないおばあちゃんを
画面に登場させたり、

あぶなく死人が出る寸前まで
炎をガンガン燃やしたり、

いまでは考えられないくらい
極端な演出をこれでもかとやってます。

なにかと忙しい現代、
3時間半も映画に費やすのは
贅沢だとはわかってる。

わかってるけど
みんな一生に一度は観てくれ〜い!

第1位「蜘蛛巣城」

「昔の映画ってすげ〜〜!」ってひっくり返ってくれ!!

戦国時代、
森の中で謎の老女からお告げを受けた
武将・鷲津武時の運命が、
自分の権力欲もあいまって
次第に狂っていくというお話。

シェイクスピアの
戯曲「マクベス」が原作となっています。

「七人の侍」と迷いましたが、
こっちの方が110分と短くてサクッと観れるし、
なにしろ「1950年代の映画ってこんなにヤベぇのか」
とすぐわかるので1位にしました!

この映画、どこを取っても隙がないんですよ。
白黒映画時代ならではの
ライティング技術を駆使した、
不気味な演出。

特に、鷲津が殺した人物の
亡霊が登場するシーンは必見!
今の映画じゃ絶対撮れないよこんなの。

老婆の謎の予言が、
こちらの予想を上回る形で
次々と実現していく様子も
恐怖そのもの。

これはもちろん
原作の良さがあるでしょうけど、
それを映像で実現させる
技術あってのことです。

特にラストの予言が
的中する場面、これがまた怖いんだ。

そして忘れちゃいけないのが、
三船敏郎に本物の矢を射かけさせて撮った
曰くつきのラストシーンの迫力!

この恐ろしさは言葉だけで説明しても、
全然伝わりませんからね。
今まさに人がひとり殺されようとしているって恐怖が
目の前に現れる、
この凄まじさはぜひその目で確認してほしい!


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