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【ネタバレなし】「キングスマン:ゴールデンサークル」の感想。予告編とは全然違う、グロ&アホ映画だ!

マシュー・ヴォーン監督の映画「キングスマン:ゴールデンサークル」を、日本に先駆けてニュージーランドで鑑賞してきました!

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(出典 http://www.foxmovies-jp.com/kingsman/)

以下、ネタバレなしであらすじと感想を書いていきます!

あらすじ

ロンドンにある老舗の高級テーラーショップ「キングスマン」。その実態は、あらゆる国や機関から独立して活動するスパイ組織だ。1年前に新人エージェントとして加入したエグジー(タロン・エガートン)は、いまや一流のエージェントに成長していた。

しかしある日、謎の組織から発射されたミサイルによって、キングスマンの全拠点が壊滅。生き残ったのはエグジーと、メカ担当のマーリン(マーク・ストロング)のみ。

ふたりはアメリカに渡り、表向きはウィスキー蒸留所を装うスパイ組織「ステイツマン」と合流する。両者はタッグを組み、キングスマンを壊滅に追いやった麻薬カルテル「ゴールデンサークル」との戦いに挑むのだった!

表の顔に騙されるな。予告編とはまったく印象が違うぞ!

「キングスマン」をこれから観る人に伝えておかなきゃならんのは、この映画、予告編と本編の印象がまったく違うということです。劇中のキングスマンよろしく、この映画そのものにも表と裏の顔があるわけですよ。

予告編で見える表の顔は、そりゃもう痛快なスパイアクション活劇でしょう。テイラーショップらしく、傘や万年筆に見立てたジェントルマンな秘密兵器がわんさか登場し、アメリカ代表ステイツマンも改造投げ縄や二丁拳銃で派手な立ち回りを見せてくれる。開始1分でいきなり突入する、ロンドン市街を縦横無尽に走り回るカーチェイスシーンも見応え抜群です。

しかし、しかしですよ。

前作「キングスマン」をすでに観た方ならば、これが予告編で流せるギリギリのラインであることはおわかりかと思います。

この映画の裏の顔は、カジュアルに人が惨殺されていくグロ映画です。けっこう簡単に、人間が真っ二つになったりバラバラになったりして死んでいきますからね。しかも今作はそれに輪をかけて悪趣味な殺害方法が出てきます。今思い出してもおぞましい……。

そういえば前作でも、開始早々「あれ? これ「CUBE」かな?」って思うような惨殺シーンがありましたねぇ。当然のごとくニュージーランドではR16指定。日本でもR15間違いなしでしょう。耐性のない人が知らずに観に行くと気分を悪くする可能性があるので要注意です。

そして、今作にはもうひとつ大きな裏の顔が隠されております。それは、とんでもない方向に振り切ったアホ映画ってことです。

これは予告編からはまったく読み取れないし、公式サイトに掲載されている情報からも予想することは難しいでしょう。本編に見どころはたくさんあるんですけど、はっきり言ってアホ要素の印象が強すぎてほかが霞んじゃうほどですよ。前作もじゅうぶんアホだったって? いやいや、今回のアホさは前回とはわけが違うんですって。

決してけなしているわけじゃございません。このアホ要素のおかげで、「ゴールデンサークル」はハチャメチャに楽しいスパイ映画に仕上がっています。僕も周りの観客たちも手を叩いて楽しんでましたし。

ただですねー、果たしてその楽しさが皆さんの期待するものであるかどうかは保証できないし、おそらく違います。例えるならば、醤油ラーメンを注文したのに味噌ラーメンが出てきてしまい、仕方なく食べたけど、思った以上に美味しかったといった感じ。味は一級品だし、ラーメンであることも間違いない。「味噌だったけどまぁいっか」と思うか、「やっぱり醤油がよかったな〜」と思うか、ここで評価が分かれるような気がします。

ともかくこれ以上詮索すると必要以上のネタバレを浴びる可能性があるので、この辺でストップ! あとは劇場で確認してみてください!

前作「キングスマン」は観ておくべき!

「キングスマン ゴールデンサークル」に関して言うと、前作「キングスマン」は鑑賞必須です。

前作におけるエグジーと仲間たちの活躍を観ておかないと、キングスマンの拠点が壊滅してしまうシーンの絶望感も共有できないし、前作の設定が頭に入ってないと意味不明な場面だらけなので、かならず事前に観ておきましょう!

日本での劇場公開は2018年1月5日ですよー!
www.foxmovies-jp.com