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【後半ネタバレ】「ゲーム・ナイト」の感想。爆笑サスペンスコメディ。予告編だけ見て劇場に直行だ!!

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(出典: http://www.gamenight.movie/)

お、お、おーもしろかったぁあー!!

久々に劇場から戻ってきて興奮が収まらない!
今回の映画は「ゲーム・ナイト」
豪華賞品を賭けた謎解きゲームの最中、本物の誘拐事件が発生。ゲームの主催者が誘拐されてしまう!
しかし参加者はこれを超リアルなゲームだと勘違い。脳天気に謎解きを進めるが……

というお話。

まーまー、とりあえず予告編を見てくださいよ!


どーですかこの予告編。めちゃ盛り上がらないっすか?

僕がこの映画観に行ったのも、
ひとえにジェイソン・ベイトマンの「ブラーーーッド!!」に腹抱えて笑ったからですよ。

「よっしゃ! アホで面白そうなコメディ映画が出てきたぜ!」
って期待して劇場に向かいました。

そしたらどうよ?

これ全然タダのコメディ映画じゃないじゃん!! 傑作だよ!!!

「ゲーム・ナイト」がコメディ映画で終わらない理由

ここから先を読もうとしているあなたにあらかじめお伝えしておきます。

「ゲーム・ナイト」を最大限楽しむには、予告編を見て「おもしろそ〜」と感じたまま劇場に直行するのがいちばんです!

つまり、できればもう読むのをやめて公開を楽しみに待っていただきたい……。
ネタバレはまだ書きませんよ! でも事前情報はなるべく耳に入れない方が、より本編を楽しめると思うのです。
ってことをご理解いただいた上で、この先を読んでくださいね!

さて。

「ゲーム・ナイト」は、ただのコメディ映画じゃありません。
ちゃんとミステリー映画なんです。

予告編見たときは気づかなかったんですけど、誘拐事件ってよっぽどの事情がないと起こりませんよね?
空き巣でも強盗でもなくて、誘拐ですよ。

主催者はなぜさらわれたのか?
事件を仕組んだ犯人はいったい誰なのか? その動機は?

つまり、ミステリーナイトゲームさながらの犯人捜しと謎解きを登場人物たちと体験するって作りになってるわけですよ。
予告編ではギャグ要素に隠れて、そういう映画だってことが伝わりにくくなってるけどね。

もちろんコメディ映画としてもしっかり笑える。この二刀流はなかなかできないんじゃないですか?

しかも本格的なアクションとカーチェイスまで用意されてるんですよ。
すげーよ、何でもありかよ!

ということで「ゲーム・ナイト」、現段階では邦題はおろか日本公開予定すら未定ですが、
公開されたら絶対観に行ってくれーッてほどのイチオシ映画です。

そうそう、エンドロールの最後にもおまけがあるからね! 途中退出厳禁でお願いしますぜ。

公開が待ちきれないよ〜って人は、今作とおなじジェイソン・ベイトマン主演のコメディ映画モンスター上司を観てさらに期待値あげてお待ちくださいませ。

日本公開日が決定次第、このブログでもお伝えいたします〜!



ここから先はネタバレありです。鑑賞後に読んでください!!


コメディだと思って観てた客を仰天させる、どんでん返しのカタルシス!

「このゲームは、何が本物で何が虚構か区別がつかない」
……ちゃんとヒントは序盤で与えられてたんですよね〜。

あなたは、何が本物で何が虚構か見抜けましたか?
警官のギャリーが胸を撃たれたとき「ああぁっ!」って声出ちゃいませんでした??

彼が死に際に「もう僕を仲間はずれにしない?」って口にしたときは、ほんとに悲しくなっちゃったのに……。

……いやお前だったんかーい!

我々だけは、事件の真相を知ってるつもりになってたんですけどね〜。

僕はただのコメディ映画だと思って油断してたんで、このカタルシスのための1時間半だったのか! とひっくり返りました。
さらに、もうひとひねりあるとはね……。ここまでくるともう、何が本物で何が虚構なのか全然わかんなくなりましたわ。

エンドロールで、ギャリーがこのゲームの計画を練っていた地下室の様子が出てきて、これもまた洒落てましたな〜。
ただの不気味で抜けた隣人かと思ってたのに、僕らは最初からギャリーの手のひらの上だったわけですね。

独特の間の笑いも最高だった!

「ゲーム・ナイト」は劇中のギャグもなんだか独特なんですよね。

テンポいいギャグの合間に、やたらと間を取った会話のコントを挟んでくる。
冒頭のギャリーとのやりとりもそうだし、やたらと引っ張るデンゼル・ワシントンネタとか。

しゃべらない時間で笑いを取る、スリムクラブの漫才みたいな感じ。

これがいい具合にストーリーのアクセントになってくるんですよね〜。

デンゼル・ワシントンのくだりなんか本編と全然関係ないのに、いったい何分の尺を使ったんだよと。

よく漫才師の人が口にするのは、人を笑わせ続けるのって難しいんですってね。
どんだけおもしろいネタでも、人間、笑い続けると疲れてきちゃう。
だからテンポいいギャグの連続だけだと、観客がついてこれなくなっちゃうんですよ。

そういう意味でも「だる〜ん」とした会話の笑いを要所要所で挟んできた「ゲーム・ナイト」は、作り方がうまいなーと感じたのです。

いやはやホントに面白かった! 2018年はまだ3月ですが、今年のトップ10には間違いなく入ってきそうな一本でした!